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2019年はPBPイヤーです。あなたもこのPBPに準備を始めているのではないだろうか。オレ的にも前回のDNF経験やこれまでのRMの知識を総動員して、2019年のPBPは必ず完走をする予定となっている。
当然のことながら、オレも前回のPBPでそうだったように、2019年のPBPが初挑戦の方もいるかと思う。
今回は、初心者がPBPに完走するためのポイントをいくつかあげてみよう。
この記事の目次
400kmブルベをいくつか経験しておく
PBPに限らず、RM1200kmを完走するためには400kmブルベをいくつか経験しておくことはいいと考えている。
それは300kmや600kmではない。400kmブルベをコンスタントに平均速度20km/hでまとめ、最終的に22時間位で走破できる走力があると、かなりPBPを完走できる可能性が高くなると思うぞ。
特に1200kmのヤツは初日がとても大切。で、大体が340km-400km位というのが多い。なので、400kmブルベをきっちり走って、その疲労具合や体の痛みなどをチェックしておくとかなりの経験になる。
くれぐれも27時間いっぱいいっぱいでグルメライドはダメよw
前回は初日(ドロップバッグのある)LOUDEACまで448kmだったということも付け加えておく。
ナイト・夜スタートを経験しておく
PBP初心者のあなたや、なんちゃってなオレは必ず90時間グループとなる。90時間グループを選択すると、夜スタートとなる。
前回はたしか17-20時まで15分刻みとかで選択ができた。オレはこのように最終スタート20時を選択した。グループは「T」ね。
84時間なら朝スタート選べるが・・・やっぱ自分の首は締めたくないので90時間夜スタートとなる。通常の夜スタートは0時とかなどが多いと思うが、20時となるとまだ宵の口。夜は長い。
そこで、ぜひともオーバナイトでゴールを目指すブルベやナイトスタートのヤツを経験しておくことぜひおすすめする。
そして、大切なのはスタートするまでの仮眠の取り方やタイミングはぜひともチェックをしておこう。
ナイトライドを経験しておく・慣れておく
サマータイムを導入しているフランスでは、PBPスタートの8月18日、日の出の時間は6時47分で、日の入りの時間は21時1分となっている。
そう、スタートの20時ころはまだ明るい。2時間後くらいの22時には暗闇になり、明るくなるまでたっぷり8時間はナイトライドをするわけだ。
真っ暗の中、8時間以上もロードバイクで走るのは、なかなか経験できないし、そのようなバイクイベントはブルベしか無いであろう。
というわけで、オーバーナイトで走るブルベを、ぜひとも走ってみておいてほしい。自分はどのタイミングで眠くなるとか、休憩のとり方なども実際に走ってみてわかることはたくさんある。
100km無補給ライドを経験しておく
PBPに限らず、フランスにはコンビニはない。郊外に出るとホントなにもない。なので、最低でも100km無補給のライドも合わせて経験をしておこう。
参考までに前回2015年PBPの往路コントロールは以下になる。
- SAINT-QUENTIN-EN-YVELINES:スタート
- Mortagne-au-Perche (services only):140km
- VILLAINES-LA-JUHEL:220km
- FOUGERES:309km
- TINTENIAC:363km
- Quédillac (services only):389km
- LOUDEAC:448km
- Saint-Nicolas-du-Pélem (services only):493km
- CARHAIX-PLOUGUER:526km
- BREST:614km
スタートからいきなり140kmなにもない。さらに夜スタートなので、空いているお店なども少ない。それでもPBPとあり、深夜営業していたショップが有ったのはビックリした。フランス人もこのような事があるとお店開くのね。
コントロールは混んでいるので、このようなショップで補給をするとよいだろう。で、日本みたいに深夜コンビニが開いているということは皆無。
なので、100km程度の無補給ライドは必ずできるように準備をしておこう。それは補給食の準備だったりドリンクの蓄えだったり、ある程度の距離をしっかり走りきれる走力だったりね。
集団走行を経験しておく・慣れておく
PBPは前回約6000人ほどのライダーがエントリーをしたはず。これだけの人数が同じルートを走ると、往路は間違いなく前後ライダーだらけ。
単独走行をすることはほぼ無いと行ってもいいだろう。間違いなく視界には多数のライダーが走っている。
そこで、集団の走行を多少なりとも慣れておくことはおすすめをする。
道中は長い。ある程度周りに合わせる走り方はできるようにしておくことが望ましい。
すぐ寝ることを慣れておく
夜スタートのPBPは眠い。本当にいつ睡魔が襲ってくるかわからない。
PBPのコントロールはこのようにベッドは有料となっている。これがちょっと面倒。
なので、かなりの数のライダーはレストラン、コントロールはもちろん、道中の道端などでも寝ていたりする。往路で寝る場所をチェックして復路でそのベンチやバス停を確保しているライダーもいるだろう。
そこで、どこでも寝られる準備をしておくのは良い。
エマジェンシーのブランケットはもちろん、耳栓やアイマスク、スマホのタイマーセットなど、すぐに寝られて、すぐにリスタートできる準備をしておこう。
まとめ
PBPはとんでもないライダーの数だ。その数6000人以上であった。ホント往路なんか人だらけ。
普通のブルベやRM1200kmと比べれば、キューシートいらずで走れるし、道中迷うことはない。しかし、人数が多いことによりコントロールが混んでいたり、レストランで注文列待ち30分(先頭画像参照)などもありえる。
ブレストをターンして復路になればだんだん慣れてくるし、ライダーはかなりバラけ走りやすくなる。なので往路に大きなミスや失敗をしないことが完走するポイントと考える。
上記のポイントはすべて往路でのミスを少なくするモノと思っていただければOKだ。
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