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ブルベの仮眠、あなたはどうやっていますか?600km以上のブルベではきっちりホテルで仮眠ではなく、睡眠確保を実行しているYasuです。みなさんこんにちは。
良いパフォーマンス、ある程度余裕を持った走りをするためには体を休ませることは、本当に大切。
やはり一番いいのは睡眠をとることです。あなたも経験あると思います。昼休みなどで20分ほど・・・すっと寝ることが出来て、すっと起きた時、頭がスッキリしていること。
ちょっとした仮眠は非常にリフレッシュできます。また1日に300kmを超えて走り、翌日も200km以上残るであろう600km以上のブルベでは積極的に仮眠・睡眠をとる必要があると考えます。
この記事の目次
仮眠・睡眠を取らないのは一部の速い人
一部の速いライダーは仮眠も睡眠も取らずに走りきってしまう。それが600kmだろうが1200kmだろうが走りきってしまう。
600kmだと24時間以内で走ってしまう方もいれば、1200kmを2日足らずで走ってしまうライダーもいる。
そのような方々はある程度スピードを追求しているはずなので、モチベーションがそもそも違う。また完走までの時間も短いので、問題は少ない。土日開催の600kmで日曜の早朝にゴールできれば、月曜の影響も少ない。
問題はオレを含め、いわゆる一般的なライダーですね。
これは仮眠・睡眠をとる必要が絶対にあると考える。それは全て安全のためだ。
200km・300kmで仮眠は取るか?
基本的に200km、300kmでは仮眠をとる必要はない。
しかし、300kmは制限時間20時間となっていることを考えると、臨機応変に仮眠対策は必要かもしれない。
たとえば朝遅めのスタート300kmの場合、ゴール到着日付が変わる辺りであれば、多少の仮眠を取れる所があれば助かるかもしれない。
夕飯をきちんとすわって取れる所を選べば、食後テーブルでちょっと突っ伏せる時間をとるとよいだろう。
また夜スタートなど、朝方に眠気が襲ってくる場合もあるだろう。以前沖縄の300km夜スタートをしたところ、100km位走ったあたりで強烈に眠くなった。
ちょうどでてきた公園の東屋で15分仮眠を取れたことで、かなり復活したこともある。
制限時間ギリギリまで使って完走を目指す場合、リフレッシュもかね仮眠を利用すると良いと考える。
400kmの仮眠はどうする?
400kmブルベ苦手な方多いですよね。例に漏れずオレも苦手です。400km。
とにかく長い・・・これを200km+200kmと考えるか300km+100kmとするか、微妙なところだ。
制限時間27時間ということを考えると、スタートして、その日のうちに返ってくるのは難しいところ。
で、あれば最初から仮眠する所をある程度決めてしまい、そのポイントで全体を切っていくと良いだろう。
以前、九州の400kmで260km付近の無人駅を仮眠所と決めて走ったことがあった。ゴールデンウィーク、しかし平日だったこともあり終電は23時半。
10時スタートで、調子良く飛ばし12時間で到着。1時間ちょいで電車が来てしまうことで、あきらめて(ジョイフルへ)向かった思い出がある。
非常に良い無人駅だったので、ちょっと惜しかった。
あとは、きっちり飛ばして宿を取るというのもありかと思う。
600kmの仮眠は?ホテル・宿を取る?
オレは絶対に宿・ホテルを取る。必ず取る。というか、取れないのならその600kmはエントリーしない。
とにかく600kmは長い。安全が優先順位1番となれば、睡眠は絶対に必要。
そして、宿をとる意味というのは睡眠をとるだけではない。そこについてゆっくりできる、風呂に入れる、しっかり睡眠取れる、着替えられるというニンジンをぶら下げる。
そしてモチベーションを切らさない。そんな意味があるわけだ。
さて、600kmの仮眠時間確保だが、オレ的には宿に6時間滞在が望ましいと考える。
風呂・飯で1時間、睡眠4-5時間がベストだ。主催者側もルートを作る際、320km-380kmあたりに仮眠が取れそな街の近くをルートとして作ってくれる場合も多い。
その意図を読み解けば、ここで寝てね・・と感じ取れる。そして、その手前にきちんとPCがあるもんだからステキだ。
4-5時間寝ることができれば、それは仮眠ではなく、きちんと睡眠だろう。
回復ということを念頭に置けば3時間取れると良いとのことだ。(TJARの本に書いてあったはず)
それだけの睡眠時間を確保できるにはどうすればいいか。
初日20km/hの平均スピードを維持できれば、ホテルで5-6時間は確保できると考える。
1000km以上・RM1200kmの仮眠は?
1000kmの場合、制限時間は75時間となっている。
400kmが27時間、600kmが40時間で、両方足すと67時間・・・8時間多いじゃんと思ったあなた!そうなんです。
ブルベって600kmまでは15km/hで計算ですが、それ以降は制限が緩むのです。最初の600kmは40時間だけど、残り400kmは35時間あります。3泊+3時間。
前述の600kmのペースで行けば、2日目はもう少しペースを落とし、同じくらいの睡眠時間が取れると思います。1000kmを宿無し、軒先・バス停の仮眠オンリーは辛すぎます。
ぜひ2日目は宿を確保することおすすめ。
1200kmは基本的に主催者側が仮眠所を用意してくれます。なので、オレはRM1200kmが好き。また途中のコントロールも有人コントロールが多く、そこで短い仮眠も取りやすいのがよいです。
仮眠・睡眠をとる場所
ブルベ中に仮眠や睡眠をとる場所について考えてみましょう。上からおすすめ順。
ところで、「仮眠・睡眠をとる場所」と言っても・・・ホテルや宿の有料系以外において、そこで仮眠して「いい」とは言っていないからね。状況判断をして考えよう。
ホテル・旅館・宿
600km以上のブルベであれば、必ず仮眠所をとっておくと良いと考える。
スピードが遅く、到着して2時間しか時間がない場合でも、シャワー浴びてベッドですこしでも横になると全く回復が違う。
まぁ、寝過ごし注意だが。
またホテル・宿を予約する場合、フロントが24時間、もしくは深夜対応でチェックイン可能。自転車が部屋に持ち込めることがベストだ。
ラブホテル・ファッションホテル
カップル、ご夫婦参加の場合はありかなー。予約も必要ないし飛び込みOKだしお手軽だよね。
ちなみにオレも1回ほど1人ラブホテル仮眠をやったことある。
ただ、週末開催が基本のブルベの場合、当然料金が高くなる傾向にある。地方だと良いかもしれないけど、大都市圏だと、普通に宿を予約したほうが賢明と考えるよ。
健康ランド・日帰り入浴
かなりのブルベライダーが使っているのではないだろうか。そう健康ランド。
価格の安さや手軽さですばらしい選択。風呂も入れて食事も取れ、さらに仮眠所でゆっくりできる。まさにオーバーナイトブルベのオアシス。
深夜料金の加算はあるが、しっかりと仮眠が取れることを考えれば非常に助かる。ロードバイクを施錠できるしっかりした鍵を持参することオススメする。あとバイクに防犯系のアイテムが付いていると良いよね。
あと長めのワイヤーロック。長いブルべ出はいつもこのロックを持つ。約1.8mありフロント、リアホイールを1本でロックできる。さらに一緒に走っている方がいれば複数台のロードバイクを束ねてロックできる。重量も200g程度だ。
カラオケボックス・ネットカフェ
使ったこと無いからわからない。ネットカフェもいまだ入ったこと無い。スマン。
道の駅・旅の駅などの施設
道の駅はよい仮眠所になるかと思う。ルート上で道の駅をチェックしている方も多いのではないだろうか。
食事も取れ、温かい飲み物、トイレがあることもうれしい。
無人駅・バス停
かなり、けっこう数え切れないくらい、日本はもちろん海外でもバス停はお世話になっている。
大体は昼間の15分ほどの仮眠で。走っていて良いバス停がでてきたら、次のPCの距離を考えて寄ろうかを考える。
フラットなベンチがあれば、靴を脱いで15分も横になると本当に楽になる。時刻表を見て次の便が1時間以上あること、また人がいないこと前提。
もっと長い仮眠を取りたい場合、無人駅も助かる。バス停は大体がドアがなくオープンになっているため、けっこう寒い。
無人駅はドアが締まり、さらに建物が大きいため空気容量がたくさんあることにより暖かいと感じる。
東屋
景色の良いところや公園などにある東屋。ホントお世話になっている。
人が少なく、駐車場からはなれていて、人気がなさそうなところがよい。10分ほど横になるスペースがあると、涙がでるぜ。
コンビニ軒先・イートイン
コンビニ軒先、イートインで仮眠したこと無いが、少しの時間突っ伏しで使っている方も多いのではないだろうか。
オレ的に横になれないので、ちょっと使ったことはない。
ファミリーレストラン・ファストフード店
これもけっこう多いのではないだろうか。ただ、これも突っ伏しで横になれないから・・・オレは使わないなー
食事できて、暖かいのはいいよね!
コインランドリー・精米所
ブルベはじめた時、コインランドリーで仮眠する・・・と、聞いた時・・・マジか?と思った。精米所は田舎に行くと結構あるけど、さすがにここで寝ようとは思わないな・・・どうなの?
たしかに雨のブルベでコインランドリーで濡れた服を乾燥。その間仮眠というのは非常に効率的なのだろう。(やったこと無いけど)
↓↓初めてブルベ中に精米所で寝てみましたw
道端・どこでも
公園のトイレがあり、その横に芝生が広がっていると、ちょっと横になっちゃいますよね。
道端の場合、奥まったところにコンクリートでちょっと高くなっている場所などがあると魅力的に感じます。
道端にしても、コインランドリーや精米所、駅、バス停などで寝る場合サバイバル・エマジェンシーシートを持っているとマジ助かる。使い捨てで安いヤツを使うといいぞ。
ちなみに海外でやると、走っている車がだいたい停まる。さらにオーストラリアなどは虫やヤバイ生物に喰われるので絶対にNG。
まとめ
オレは基本的に600km以上は宿をとる。必ず取る。
生まれて初めての600kmで宿無しで行って、途方に暮れ、マジで不安になった。その結果前述のラブホになったわけだ。
あれ以来、オーバーナイトが予想される場合、必ず宿を取るというスタンス。
なので、オレの場合、仮眠ではなく必ずホテルで宿泊、睡眠をとるということをモットーにしている。
あまり参考にならずスマン。
https://www.longride.org/16090810/
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