記事はプロモーションが含まれています。またAmazonのアソシエイトとして当サイトは適格販売により収入を得ています。
ロードバイクで100kmを走るというのはサイクリストにとって、まずは最初の目標となるのではないだろうか。100kmを一人で走れることはその距離を走る事ができる体力、さらにはパンク修理などを含めトラブル対応などもできると考える。
ブルベの最低距離は200kmではあるが、100kmを走ることによりその通過点の先にすべての距離がある。
それでは100kmを走ることについて考えてみよう。
この記事の目次
ロードバイクで100kmを走るとは?
ロードバイクで100kmを走るのはビギナーライダーにとって最初の壁。さらにロングライドの入り口ではないだろうか。
ロードバイクで100km走るというと、とんでもない距離と思うかもしれない。それでもロードバイクなら時速20km/hで走ることはそんなに難しくない。その速度で5時間走れば100kmとなる。
最初の40kmを時速20kmで2時間、その後の60kmを時速15kmで4時間のトータル6時間でも行ける。通しで走る必要はない。1時間毎に15分休憩をとったりランチをしっかりと取りそこでゆっくりと休むことで回復を図ることも可能だ。
朝早めにスタートしてランチまでに60kmを走れば、午後のんびり40kmをこなすスケジュール。これなら行けそうな気がする。
まずはロングライドと言われるであろう100kmを走り方や準備などをチェックしてみよう。
100kmロングライドの準備
100kmを一人で走りきるにはロードバイクで走る体力はもちろん、疲れない走り方や適度な休憩のとり方、そしてパンクなどを含めてロードバイクのトラブルなどにも対処する技術が必要になってくる。
100km走り切る体力はとても大切。ざっくり言うなら100km走りきっても余力が残っていることは必要と思う。求める距離を走り終わり抜け殻では色々大変である。
これに関しては個々がトレーニングをこなすことあ必須。
さて、ロードバイクで100kmロングライドを走る場合、いつも練習をしている片道25km河川サイクリングコースがあれば、これを2往復すれば100kmとなる。一番トライをしやすい方法と考える。
しかし、本格的にロードバイクで100km走ったと思えるのはいつも違うルートで周回をしたときではないだろうか。そんな走りをするために体力以外の準備を以下の通りだ。
- 輪行袋
- スマートフォン
- クレジットカード・保険証・IC乗車券
- 現金はお札を持つ
- パンク修理セット・携帯ツール
- ヘッドライト・テールライト
- 補給食・補給対策
- 天候に対するウェア(ウィンドブレーカー、アームカバー、レッグカバー)
- 鍵
- ベル
- 自転車保険
河川のサイクリングコースのみ練習の方は、補給食に関しレはある程度わかっているだろう。しかし、輪行袋や鍵などを持っていないことも多い。
また未知のルートを走り行くということはそれなりの責任もでてくる。道交法上必要となるベルや夜間走行のライト類、そして必ず自転車保険の加入をしてもらいたい。
さて、この記事を読んでいる方はブルベへのトライを考えている人も多いだろう。ブルベの最低距離は200kmであり100kmは折返しとなる。
ブルベ的にある程度のスピード維持や余裕を持っての完走を目指すのなら100kmノンストップの練習などもしてみてはどうだろう。
100kmノンストップ練習はブルベに効く
ロードバイクで100kmをノンストップで走る練習はブルべを完走するにはとてもよいトレーニングと思う。そこそこのペースを保ち、体にダメージ与えず温存する。こんな走り方ができれば、ブルべの完走もとても楽になるだろう。
ブルベでもロングライドでも、その距離というのは各ライダーによって考え方も、とらえ方も違う。当然ながら練習法も違うだろう。
サイクリングイベントやアワイチ、ビワイチ、佐渡ロングライド、奄美チャレンジサイクリング240km、さらには普通の国内ブルベで200km程度であれば、普通にブルベを走っているライダーであれば、特別構えることもないだろう。
しかし、その一段上のやつ・・・600kmを余裕で帰ってくるとか、1000kmとか1200kmとか海外RMとかを、ちょっと考えているのであれば、ぜひともトライしてもらいたいのが100kmノンストップの練習ね。
過去一番長いPC間はPBPの140kmだった
これまで走ってきたブルベや海外RMでPCやコントロール間が一番長かったのが2015年PBPパリ・ブレスト・パリであった。
スタート「St QUENTIN-en-YVELINES」から1つ目のコントロールである「MORTAGNE-au-PERCHE」まで140kmというのが一番ながいPC間距離だった。
夜スタートだったので、その間のサービスやお店などはあまりなかったが、PBPということもあり、途中に開いているお店などはあった。それでも日本みたいに24時間コンビニなどは皆無よ。
基本的に海外RMのPC間距離は長い。50km-100kmの距離があるが、本当に日本と違い、サービス、コンビニ、ファストフード、道の駅・・・そんなサービスは皆無と思ったほうがいい。
100km一気に走ることで弱点がわかる
ロードバイクで100kmというロングライドを走り続けることで、どこが痛くなるとか、思ったより楽に走れるとか、どのポイントで補給が必要とか、けっこういろいろなことがわかる。
また疲れてくると、どのように疲れるのか・・・体がだるくなるのか、頭がボケてくるのか、脚が回らなくなるのか、などの自身の弱点もわかる。
補給食の量やドリンクボトルの必要量なども、ある程度の距離を走って初めてわかることも多数ある。
100kmをノンストップで走るには?
ただやみくもに100kmライドをするのはちょっと危険だ。時速20kmで5時間、時速25kmでも4時間は余裕でかかる。
当然、走りながらドリンクボトルで給水をして、信号待ちなどで補給食を食べることになる。いつもサイクリングロードに練習行くのとは、装備も考え方もちょっと加える必要があるだろう。
ノンストップ100kmを安全に走るためにはどうすればよいだろう。
ドリンクボトル・補給食の用意は万全に
100kmを平均時速20km/hでキープすると5時間程度は余裕でかかる。1時間400kcal消費するとなると5倍の2,000kcalにもなる。
体の中にエネルギーがあるとは言え、そこそこの補給は必要になることは間違いない。
さらに季節によっても、難易度はかなり違う。春秋など気温が15度程度であれば、問題ないかもしれないが、これが夏季であれば、ドリンクボトル2本では心もとない。
サドル後ろにドリンクボトル2本追加して4本体制も必要になると考える。
いずれにしてもノンストップ100km練習をする場合、ドリンクボトルと補給食の用意は万全にしたい。
慣れている50kmコースを往復する
一番オススメするのはこのパターン。いつも走っているサイクリングロードや練習コース。50kmほどの慣れた道があれば、それを往復するのが一番いいだろう。
全く知らない道を走ると、ペースもわからなければ、どこに補給ポイント、どこが危ないポイント・・・それらもわからない。
慣れているコースやルートであれば、サイコンでチェックしなくても距離がわかる。このコンビニ超えればあと20kmとか、このはし渡れば、あと30分とかね。
そのような走り慣れたホームコースがあれば、そいつをノンストップ往復をしてみよう。100kmに足らなくてもいいから、いつも休憩をする場所をパスして一気に走り抜けてみよう。
一気にロングライドをすることで、その経験値はあがること間違いないぞ。
耐久レースに出る
一気にロードバイクの走力を底上げしたいなら、クローズドサーキットなどを使った耐久レースはマジでおすすめだ。
3時間耐久とかで100kmを完走できれば、自信にもなると思う。
一方通行で、スピードレンジをあげやすいサーキットであれば、安全に巡航スピードを上げることもできる。
周りも当然速いので、モチベーションも上がるだろう。100kmノンストップを経験するためには3時間とか4時間の耐久レースをソロでエントリーすること、これはおすすめする!
鉄道沿いを走る
ロングライドをする場合、鉄道沿いを走るのは、何かあった時すぐに輪行できるのでいいと考える。
中央線とか東北本線とか東海道とかでもよいし、私鉄でもいいだろう。
鉄道沿いを50㎞ほど走って、帰ってくるのはすごい安心感あると思う。
地方に車ででかけて、主要駅の駐車場に車を置いて鉄道沿いを50㎞往復というのはどうだろう。
ブルベのPCをほとんど休まずに出る
現場の体験はやはり現場でやるのが一番か。ブルベであれば、だいたいPC間が30-50km程度に設定されていることが多いだろう。
PC間100kmをノンストップすると、けっこう負担が大きい。大体においてPC間100kmというのは、その間によい補給ポイントがなかったりコンビニ皆無だったり・・・このようなルートでノンストップを挑戦するのは危ない。
逆にしっかりとサービスやコンビニが点在するルートで、ノンストップ100kmはトライをしてほしいと思う。
この手のちょっとハードル高めのトライは、心の余裕やマージンがあるときと無いときでは、全く違う。なので、普通の区間距離があるPC間で休みを無しで次へ向かうというやり方はありと考える。
もちろん、しっかりと補給食、ドリンクボトルを充実させてトライをするのはもちろんのことね。
まとめ
ブルベをいい形で完走するため、100kmノンストップトレーニングを取り入れてみてはよいかもしれない。
まー、200km、300kmブルベであれば、のんびりと平均時速15km/hを保ちゴールを目指すのはありだろう。
しかし、その上のレンジである600kmとか1000kmとなると、そこそこの巡航スピードは必要と考える。なぜなら睡眠時間確保のため。
オーバナイトをともなうブルベの場合、各人により考え方は大きく異なる。細切れ睡眠・仮眠でホテルや宿を取らずにゴールを目指すやりかた。きっちりとしたペースを保ち、まとまった睡眠を取る走り方。それぞれ一長一短であり、PCカットオフに間に合えばどちらもアリだろう。
ただ、もし600kmや1000km、そして海外をちょっと考えているのであれば、ある程度の距離をしっかりこなし、PCやコントロールできちんと休むという走り方になってくるだろう。
なぜなら、海外って・・・休むところ少ないんですよ。休むところやカフェがある程度あるヨーロッパでも、あちこちにコンビニが点在していることは皆無。日が沈むと店なんてやっていないのよ。
というわけで、すでに2023年PBPへの道のりははじまっているw
最新情報をお届けします
Twitter でyasu@ブルベ人中の人をフォローしよう!
Follow @yasu_tomioka↓↓ワンクリックです。ぜひ記事を評価してください。