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2025年の最初のRMであるフロリダゴールデンファルコン1200kmを無事完走できた。本当に良かった。
円安で飛行機代もホテルもレンタカーも滞在費も、かなり高額になった今回の遠征。嫁さん同行で楽しかったが、これだけの金額をかけてリタイヤでは本当に話にならない。
冗談を抜きにして、前回のコロラド同様これDNFしたらマジでRMからは引退しようとホンキで考えていた。それくらい退路を断ってきちんと向き合った還暦3本目の海外RMだったことは間違いない。
とりあえず完走できたのことによりアメリカ3本完走で、ISR・4Cの3つ目も取れる予定である。
この記事の目次
ゴールデンファルコン1200km完走できた要因は?
今回も毎回同様ヘロヘロながらなんとか、来月61際を迎える体に鞭打って・・・アメリカRM1200kmを完走できた。いろいろと要因があると思うが、チェックしてみたい。
PC制限時間の撤廃
前回のコロラド同様、今回も各コントロールの制限時間はなかった。明確に記載されていなかった。というわけで、毎日なんとかホテルにたどり着けばなんとかなる。
更に最終日は深夜0時まで制限時間があるというのは、けっこう精神的に楽であった。
余談だけど、今回のゴールデンファルコンはキューシートオンリーのナビゲーションは明確に禁止されていた。かならずGPSナビやスマホナビなどを持つことが義務付けられていた。
あまり寒くなく雨もも少なかった
フロリダの3月ということで、下は5度位で上は28度との事前情報。
4日間ともそんな感じであった。ただ初日、2日目の朝イチはけっこう寒かった。ここはもう少ししっかりと防寒すればよかったと思っている。
雨も3日目の通り雨があっただけ。ほぼ前日晴れ時々曇り、最終日は晴天であった。夜も若干寒かったが0時過ぎてもウィンドブレーカー1枚でしのげるくらいであった。
獲得標高が1200kmで3000m
今回のゴールデンファルコンにエントリーした理由がこの獲得標高3000mにつきる。
春先のろくすっぽ走っていない状況で完走できる理由があるなら、獲得標高が低いということになる。
2日目から膝の調子が悪かったけどこのドフラットルートに助けられたのは言うまでもない。
去年から体重増加なし
去年10kg以上減量をしましたが、体重増加無しで今回のゴールデンファルコンにトライすることができました。
ホントはもう少し落として行きたかったけど、ドフラットルートで気持ちが緩んだのはあります。
クローバールートだった
実は4日間すべて同じところからスタート・ゴールのクローバーリーフルートは初めてでした。
聞いた話では、2日目以降スタートするのがイヤになるとのことですが、オレはそんなことなかった。逆にとても走りやすかった。
また部屋では嫁さんがいてくれたので、待っている人がいる元に帰るというのは、ほんとにいいものだと思いました。
思ったよりも風の影響はなかった
コースはドフラットでしたが、こんな時ヤバいのが風です。しかし今回は向かい風地獄というのは1度もありませんでした。まじで助かった。
いい感じの追い風は何回かありヘルプしてくれました。
4日通して、いい感じの凪でした。
コントロールのホテルはどんな感じ?
ミドルバーグのハンプトンインがスタート・ゴールホテルで前泊含めて5泊しました。ヒルトン系のホテルです。1泊159ドルでした(参加者割引込で)。
部屋はこんな感じ。ふつーのアメリカモーテル。
できれば、イス・テーブルなど食事できるスペースが欲しかった。ムダにベッドが高くて座ることができず、オフィスチェアーでの食事になった。
嫁さんと一緒に部屋食する時、オレは地べただった。まぁ慣れているからいいんだけどね。
食事はどんな感じ?
こちらが初日の食事。チキンにポテト、野菜にトマトソース。右はタイ米。
2日目はトマトパスタ。こちらは3日目のカレー。いずれにもペットボトルウォーターとビールがついていました。たぶん言えば水とビールは追加がもらえたと思います。
ウチらはかなり大量の日本食を持ち込んだので、毎回おいしくご飯を食べました。もちろんこちらのお弁当もおいしくいただきました。
朝食はホテルの朝食が朝6時からいただけたので、皆さんそちらを利用していたと思います。
尾西食品 アルファ米
こんな感じで朝と夜は自前で持ち込んだご飯、味噌汁、漬物、鰯などの缶詰をいただいていました。ウォルマートで買ってきたネギがかなりいい仕事をしていたのも付け加えておきます。
コントロールはすべてガスステーションのコンビニでした。日本のコンビニを期待できないのでフリーズドライのご飯を持ち込みました。1パック100gです。
スタート時、これに醤油と水とねり梅を入れてサドルバッグに突っ込んでスタート。
1つ目と2つ目のコントロールで食べきる感じでした。ちょうどよかった。
これに柿の種と濡れおかき、スティック羊羹を4本ほど携帯して、毎日すべて食べきるくらい。特にボトルに入れた柿の種は走りながらでも片手で食べられたのでかないいい感じ。
ちょっと年末よりグルテン制限をしているので、今回の内容はGWの佐多岬1900kmでも導入する予定です。
しそ練梅
今回持参をしたこのしそ練梅は大活躍した。梅と塩のみで作られている本物。まがい物一切入っていない。
飯のアテ、焼酎の割りアテ、補給食とほんといろいろ使えました。冷蔵必要ないので1900kmでも持参します。
チョーコー醤油
いつも自宅のテーブルに乗っている醤油。こちらもまがい物一切はいっていない原材料は全て国産にこだわり、木樽を用いて天然醸造でつくられた醤油。
1リットルで198円とかの安モノ醤油とは別物である。
ご飯にかけて醤油ご飯でもかなりうまい。これと練り梅あればご飯いくらでも行ける。
ボルタレン
2日目のゴールの時にシアトル軍団の女子ライダーから膝痛ならこれ効くよ・・・と渡されたボルタレン。これが本当に今回のMVPではないかと思っている。
表面上の痛みがけっこう取れてまじ助かった。思いっきり踏み込めるほど劇的回復というわけではないが、低空飛行でも怪我するとずっと痛い。それがかなり緩和されただけでもマジで助かった。
最終日のウォルマートで一番でかいやつを買ったのは言うまでもない。
まとめ
初日に大腿四頭筋を痛めて2日目より苦しんだけど、なんとかかんとか完走できて本当に良かった。
もういい加減還暦超えると、いつ引退かもわからん。ほんとまじで毎回DNFしたら海外引退だよな・・・そうも思っている。とにかく今回も本当に大変だった。10年前にやっていたのとはワケが違う。
なんとか今のところは崖っぷちのとこで楽しみながら走れているが、2日目3日目などはギリギリ感がいつも漂う。
今シーズンの海外はこれにて終了になるがGWには2本めのRMである佐多岬1900kmがある。日本だし制限時間の余裕も少々あるが、気の緩み無くトライをしたいと思う。
たぶんもうあと、両手で数えるくらいしかRMなんて走れないかもしれない。この先1本も落とすことはできないと考えている。
確実完走目的ならフロリダはちょっとおすすめしたいです。コースフラット傾向で路面きれいで走りやすい。適当に街がありサービスもある。小規模なRMはフレンドリーだし、気負うことも少なくていい。サポートもとてもすばらしかったです。
というわけでご一緒できたライダーの方々、NEFR、Hamidさん、ありがとうございました!
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